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妊娠中のからだ②
こんにちは♪
☆大阪・豊中 アロマテラピーサロン SOURIREA(スゥリレア) 岩永 知香 です☆

昨日、妊娠・出産によってホルモンバランスが激変するというお話をさせていただきましたが、
実際、女性ホルモンはどのような働きと変化をするんでしょうね?

まず( ━☞´◔‿ゝ◔`)━☞
女性のからだは【プロゲステロン】【エストロゲン】という2つの女性ホルモンが
増えたり減ったりしてからだを支配しています。

妊娠すると、黄体ホルモンであるプロゲステロンの分泌が増加します。
これは赤ちゃんが成長しやすいように子宮内の状態を整え胎盤を完成させ
流産を防いでくれます。
このようにプロゲステロンは妊娠初期にはとても重要な役割を果たします。
でも、いい働きばかりではなく、プロゲステロンはママのからだに
ちょっとよくない影響も与えます。
例えば、妊娠中はイライラや憂鬱といった感情的な起伏が激しくなるとよくいいますね。
プロゲステロンが増えてホルモンバランスが崩れるとどうしても精神的に不安定になります。
ホルモンバランスが乱れることで自律神経に影響がでているので、体調を崩したりつわりのような
症状が出たりするんです。(←これが昨日お話したホルモンバランスの乱れからくるつわりです)

お肌にも影響があります。
プロゲステロンはメラニンを生成するメラノサイトを刺激するので、
紫外線への感受性があがり、シミが作られやすくなってしまうそうです。
また、ホルモンバランスが影響するといわれる肝斑(かんぱん)という種類のシミができてしまう
きっかけにもなるんですって。
女性ホルモンの状態によって出来たシミや肝斑は、産後、自然に治るといわれていますが、
そのままシミや肝斑が残って消えないと悩んでいる人もいるので妊娠中の
紫外線対策はいつも以上に気を付けた方がいいですね。

私が行かせていただいてる産婦人科での産後ケアの方々も『一気にシミが出た気がします』
とか『めっちゃシミが目立って気になります』という方多いです。
最小限に減らすためにもやっぱり紫外線対策は必須ですね~。

また、妊娠中の便秘にもプロゲステロンが関係しています。
大きくなった子宮に腸が圧迫されて便秘に‥というのもありますが、
プロゲステロン自体にも腸の働きを鈍らせる作用があるそうで、
それで便秘になる方が多いんですねぇ。

もうひとつの女性ホルモンのエストロゲン。
これも妊娠を継続させるために胎児の成長にあわせて子宮や大きくしたり、
母乳を作る準備として、乳房の中に張り巡らせている乳腺を発達させます。
プロゲステロンもエストロゲンも胎盤がある程度の大きさにまで成長すると
胎盤から分泌されるようになるので、どちらのホルモンも妊娠中ずっと増加し続けるそうです。

人間のからだっておもしろいですよね。
とくに女性の妊娠中のからだは、産前・妊娠中・産後といろんな状況に順応しながら
命を育てていくんですもんね。

次は『妊娠線について』です☆
お楽しみに♪




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by sourirea | 2014-07-18 18:20 | 女性のからだ
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